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color SS。

2013.11.17 21:57|図書館戦争。
どうもー

図書戦BOXにうはうはしている今日この頃でございます〜

あいかわらずお返事がとろくてすみません…
まだ少しお時間をいただくことになりそうです…
いつもありがとうございますm(_ _)m


こないだ呉のほうへ行ってまいりました。
海上自衛隊呉基地の見学をさせていただいたり、てつのくじら館や大和ミュージアムなど充実した日々でした(´`*)

いやーついつい海の中の妄想が進みますね←

もちろん、それ以外でも純粋にとても勉強になり面白かったです。
また機会を見て行けなかった江田島のほうにも行ってみたいなぁと思っております。


さてさて今回は珍しく。

唐突に手柴

でございます(笑)

とはいってもハロウィンでちょっと書いたところですが…


短いですがちょろっとかけたのであげたいと思います。


手柴夫婦のお風呂上がりの一コマ
よろしければどうぞ!




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






「マニキュアか?」


風呂上がり、窓を開け放したリビングからわずかにつんとした臭いが漂ってきた。
ビールを手に覗いてみると麻子が細々とした瓶を並べている。


「そ。結構手先を見られる仕事でしょ?」


カウンター作業などは特に本を渡すときによく手先を見られる。
透明なマニキュアならたまに男でも塗っているのがいるくらいだ。

光はそもそも銃も扱う部署についているためあまり気遣っていられないが。


「興味ある?」


今まで接点が無かったため珍しく、眺めていると麻子がそんなことを言った。


「ちょうど痛んだのを落としたところなんだけど」


いつも華美でなくとも透明もしくは自然な色を載せている小さな爪は完全に本来の色に戻っている。
休日にたまに見ることができる色だ。

麻子がやってみるかとでも言うように首を傾げて光を見上げた。


「どうすればいいんだ?」


麻子に応えて正面に陣取りビールを脇に置いて手元を覗き込むが、いくつもある瓶の正しい用途は正確にはわからない。


「そんなにあたしも細かいことはしてないんだけどね。ケアは休みの日にやるから……」


ベースコートに、いわゆるマニキュアと言われて想像する色のついたもの、最後にトップコート。

基本的に真ん中を塗って左右を塗る。
ムラができないようにハケは3〜4回で、爪の端まで。
指にはできるだけつけないように。


なかなか難しそうではあるが意外とシンプルな作業で済むようだ。


天下の麻子様の指先だと思うと不安はあるが、ダメだったら自分でやると麻子も言ってくれたことだしできるだけやってみたい。


自分とはサイズも質感も何もかも違う手。
小さな手の、そのさらに小さな爪によくいつも器用に塗っているものだ。

傷も傷跡もないたおやかな手。
自分が本気を出したら握りつぶせてしまいそうなほど細くて柔らかい。


その手を取って慎重にハケを爪に滑らせる。

最初はやっぱり指についてしまったりとうまくいかなかったが次第になんとかなるようになってきた。
お褒めのお言葉までもらえるほどだ。


「へー、やっぱり器用なのね」


まずはベースコートを塗り終え、ほっと息をつく。


「几帳面な感じが滲み出てるわ」


からかい混じりの麻子の言葉に少しむっとした。


「悪かったな」


だが丁寧にやろうと余計な力が入っていたようで多少肩が凝っていた。

ぽきぽきと鳴らすと麻子が「もうやめる?」と聞いてきたので光は首を振った。


「最後までやる」


生真面目な性格ゆえでもあるが、綺麗に塗れるとなかなか楽しくなってきた。


「手、貸せ」


もう一度手を取って乾いたところから色を載せてゆく。


「どれ使うんだ?」

「んー、この中ならどれでもいいから光が選んで」


わかった、といくつかある瓶を見比べる。
いつもの指先を思い出してみながら、一番優しいピンクを選んだ。


「今度買ってきてみてもいいか?」


なにかとこだわりのある麻子だが、光もだんだんと趣味はわかってきている。
今までにいろいろと贈ったりもしたが、マニキュアは思いつかなかった。

自分好みの色でさりげなく染めることのできるチャンスかもしれない。


「一人で買いに行くの?」


麻子に素で突っ込まれ言葉につまった。
確かに。


「……一緒に選びたい」


女性の割合が非常に高いスペースで一人で選ぶのはハードルが高そうだ。


「わかった」


光が戸惑う姿を想像して楽しんでいるのもあるだろうが、嬉しそうに笑う麻子に提案してよかったと思う。


「そしたらまた光が塗ってよね」


ふふ、と上目遣いの上から目線でかわいいことを言う麻子の額に口づけを落とす。


「了解」


不意打ちに弱い麻子の少し照れた顔に満足して笑うと、手塚の癖に生意気と詰られた。


「たまにはやり返しておかないと不公平だろ。それにお前もう『手塚』だし」


うるさい、とそっぽを向く麻子。
たまにそんな幼い仕草をされるとたまらなくなる。


「ほら、早くトップコート塗ってよ」


照れ隠しに催促する麻子につい悪戯心が疼きそうになるが、まずは塗り終わってしまわないと、と素直に従った。






fin.



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誠

Author:誠
趣味 読書
好きな作家 有川浩先生、畠中恵先生などなど
ちなみに図書館戦争(特に堂郁)をこよなく愛してます。

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