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clam SS。

2013.02.28 07:07|図書館戦争。
コメントお返事を溜めに溜めております。すみません……
ありがたく読ませていただいております<(_ _*)>
更新も滞りまくってますがいつの間にか11万も超えておりました(・_・;)
ありがとうございます!
いつもこればっかりですが頑張ります……!


さてそれではSSです。
これもリハビリ作(;・∀・)
キャラ崩壊ってゆうか、うん…
書いたすぐはアリだろうと思ってたんですけど時間をおいてみるとなんだか……(´ ; ω ;`)
でもUPします!←
だってこれしか今ないんだもの!←
ネタの走り書き程度の書きかけが二本ほどあるんですが形にする時間が今はちょっとないです(´・ω・`)
また1、2週間お待たせするかと(> <;)



えー話が逸れましたが追記SS、堂郁上官部下期間で堂上さんの蓋がぶっ壊れてます(笑)
よろしければどうぞ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





「笠原」


堂上が手で呼んだ。
今事務室には二人しかいない。

いつもより硬い声に緊張しながら堂上の元へ向かう。


「何ですか……?」


またなにかしたのだろうか、と不安になったが堂上から怒っているような雰囲気は感じられない。

なんというのだろうか、とにかく“硬い”。
その一言に尽きた。


珍しい様子に心配になる。


……何か、あったんだろうか


近くまで行くと堂上は更に近くまでくるように言った。

首を傾げながらもその言葉に従い、座っている堂上のすぐ目の前に立つ。

しかし堂上は何をするでもなく、ただ黙ってじっと郁を見つめた。


郁はその真っ直ぐな視線に心の底まで見透かされそうな気分になる。

正直見つめあっているという事態に、堂上の普段と違う雰囲気に戸惑いつつも、郁の心拍数は上がっていく。


「どう、したんですか……?」


視線をそらせない不思議な緊張感の漂う中、郁はやっとのことで言葉を発した。


すると突然郁は姿勢を崩した。


ーーー堂上に腕を強く引かれたからだ

そう理解したときにはすぐ目の前に堂上の顔が迫っており、カッと顔が熱くなった。
痛くはないが強く掴まれた左腕に箇所がじんじんと熱を持っているように感じる。

先ほどよりも格段に増した緊張感に息が止まる。


どういう……こと……?


ずっと外されない堂上の視線に囚われる。


すると、一瞬堂上の瞳が和らいだ。
そのことに驚きを感じると同時に左腕の圧迫感がなくなり、額に鋭い痛みを感じた。


「イタッ!」


反射的に手で額を押さえ、上半身を起こす。


「何するんですか!!」


痛くて涙が出そうになりながらも睨みつけて堂上の理不尽な行動に文句を言う。

対する堂上は悪戯が成功した子供のような満足気な表情で郁を見上げた。


「訓練が足りないな」

「はぁ!?」


こんなん訓練もなにもあるか!さっきのドキドキを返せ!と郁は心の中で叫ぶが言葉が出ない。


「ほら、さっさと帰れ」


堂上はくるりと自分の机に向き直り何もなかったかのように仕事に戻った。

郁は何が何だか全くわからなかったが、先ほどから一転してなぜだかわからないが楽しそうな堂上の雰囲気にうまく文句も浮かばず、むしゃくしゃしたまま帰り支度を整えた。


「お疲れさまでしたっ!!」


せめてもの抗議のように事務室のドアを盛大に音を鳴らして閉めると足音荒く帰路についた。



……もうっ!何なのよ!!




***




郁の出て行ったドアに視線を向け堂上は苦笑した。

その苦笑は郁らしい行動に対するものでもあったが、自分の行動に対するものでもあった。


風の便りで郁が告白されたと聞いた。
どうやら断ったらしいが、そのとき無理矢理抱きしめられたらしい。
相手になにか不純な想いがあったというより勢いあまってということだったようだが……
この辺りの詳細な情報は面白がった小牧からのものだ。

とにかくそのことに対して何とも言えない感情が自分の内に渦巻いていた。


嫉妬……なのだろうか


郁のただの上司であるにも関わらずそんな感情を持つなんて。

自分から踏み出すこともできずにいるのに勝手に嫉妬だなんて、と自嘲する。

自分の心を持て余したままなんとか普段通りを装い一日を終えた……終えられるところだったのに。


二人きりになったとたん何かが自分の箍を外した。

素直に自分に従う郁の姿に黒い感情が湧き上がる。


このままーーー……してやりたい


そうして戸惑う郁を勢いで引き寄せた。

知ってはいたつもりだったが掴んだ腕からわかる華奢さに辛うじてひっかかっていた理性の箍がぐらつく。

改めて間近で見る郁の澄んだ瞳は本当に綺麗だった。


そこから自分がどうしようとしていたかわからないが、あのままだったら絶対に唇のひとつでも奪っていただろう。


しかし……

戸惑いつつも真っ赤な潤んだ瞳を自分から逸らさない郁になぜだかさっきまでのどす黒い感情がすっと引いて行くのを感じた。


かわいいな


ふと浮かんだそんな言葉で我に返る。


一体俺は何をしようとしていたんだ……


誤魔化すために郁にデコピンを喰らわせるといつも通りの元気な反応を示してくれた。

何をするのかという郁の問いに答えることもできず、答えるつもりもない堂上は仕事に戻る姿勢になり郁を黙らせる。

もごもごと文句らしきものを口の中でつぶやきつつも堂上の言葉に従い帰り支度をする郁に背を向け、口角が自然と上がるのを感じた。


全く……あいつには救われる


荒々しく郁が出ていったドアになんだか申し訳ない気持ちになったが、そんな風に思える余裕が自分にできていたことに驚いた。


熱しやすい性格をなんとか冷静になれるように努力してここまで来たというのに、冷静になろうとしたきっかけにはいとも簡単にその仮面を剥ぎ取られてしまう。

ーーーそしてまたその冷静さを取り戻すきっかけもやはり郁だった。


参ったな……


堂上は一人どこか嬉しそうにつぶやいた。
郁となら、そんな自分でもいいのかもしれないなんて思ってしまうではないか。

郁のお陰で浮上した堂上は、さっさと仕事を終わらせるべく机に向き直った。








fin.

……でもやっぱり警戒心は足りんな





翌日、あの後怒りやら戸惑いやらなにやらで真っ赤になったまま帰寮した郁を洗いざらい吐かした柴崎と、その情報を聞いた小牧に散々弄られるのは当たり前です!←
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テーマ:二次創作
ジャンル:小説・文学

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自己紹介。

誠

Author:誠
趣味 読書
好きな作家 有川浩先生、畠中恵先生などなど
ちなみに図書館戦争(特に堂郁)をこよなく愛してます。

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