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苦くも甘い SS。

2013.02.14 13:33|図書館戦争。
ご訪問、拍手ありがとうございます。

さて、バレンタインですね。
もう昼過ぎですけどもw

みなさま大切な人にチョコを贈ったりなさられているのでしょうか……

わたしは残念ながら相手がいませんが(笑)


たまにはちゃんとイベントに参加しようということで書いてみました!
ほかのやらなきゃいけないことから現実逃避してたとかそういうわけではないですよ?←


ちょっと久々でキャラが掴めてない感もなきにしもあらずですが……
キャラ崩壊してないといいな……←


堂上さんがちょっと責め気味(?)です
両片思い期、革命期で堂郁です!

よろしければ追記よりどうぞ^^


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




今日も稲嶺邸での警護は何事もなく、今世間でも注目の事件の真っ直中にいるだなんて思えないほどであった。

さて、その世間はというと……


赤やピンクなどカラフルに飾られバレンタイン一色であった。





郁と堂上は今日は夜の警備担当だ。
小牧・手塚組と引き継ぎを済ませ、雑務をこなすと夜も更けてしまった。

稲嶺と当麻は晩酌をしている。
最初、稲嶺が誘ったとき当麻はこんなときにアルコールを、とためらったらしいが少量をたまになら気分転換にもなるということでちょくちょく楽しまれているらしい。

あまり遠出はできないが、郁もお菓子業界の策略に従い、そんな当麻と稲嶺にチョコを買ってきていた。
そこそこ名の通ったところのもので、お酒に合いそうなものを選んだつもりだ。

二人に差し入れてくると、鞄の中に残るのはもうひとつの小箱。

贈りたい相手は今、リビングでパソコンに向かっている。

稲嶺と当麻へのチョコを探しているときについ目について購入してしまったのだ。
もちろん手作りなんてする勇気も時間も場所もない。
小牧や手塚には例年通りお茶菓子のキットカットしか用意していないのに堂上にだけ用意するのはおかしいとは思ったのだが、シフトが普段と違うので怪しまれないかもしれないという希望にすがってしまった。
もちろん帰って小牧たちと堂上が話せばばれてしまうだろうというのもわかっている。

それでも、それでも買ってしまったのは恋するゆえの悲しさなのだろうか……


二人きりにならなければ渡すつもりはなかったが、調度よくというか生憎というか今は二人きりだ。


……どうしよう


買ってから渡す時の言い訳やらなにやらを一応はシミュレーションしていたというのにまったくいい言葉が浮かばない。


「しばらくまた呑まれるそうです」

「そうか」


とりえず報告をすると堂上は一瞬視線をパソコンからあげたがまた戻してしまった。


「……それで?」


堂上はそのまま郁に視線を向けることなく問いかけてきた。
郁は問いかけられた内容がわからず首を傾げるしかない。


「チョコレートだ。渡してきたんだろう?」


稲嶺と当麻にチョコを差し入れたのを知っていたらしい。


「あ、はい。喜んでいただけてよかったです」


二人の好みもわからなかったので不安だったが、ちゃんと喜んでもらえたので嬉しかった。


「それはよかったな。…………それで?」


本日二度目の問いかけの内容がわからない質問に郁はまた首を傾げる。
いつものてきぱきとしている堂上らしくなく、郁は戸惑った。


「なんです…「いつも一番世話をしてやってるのにキットカットさえもらえない上官には何か無いのか?」


郁の問いかけに被るように問いを重ねた堂上は相変わらず仏頂面でパソコンに向き合っている。


「あ、あります……」


仏頂面がある意味ポーカーフェイスになっていて堂上の意図が読めないが、渡すのにこんなチャンスはない。
戸惑いと緊張で声も手も震えそうになるがなんとか鞄から包みを取り出すと堂上に差し出した。


「えと……いつも、お世話になってます」


堂上が言った理由を使わせてもらう。
本当は気持ちも伝えてしまいたいと思わなくもないがまだその勇気はでない。
それにこんな状況で好きだのなんだのと浮ついたことを言うのも憚られた。

堂上はやっとパソコンの画面から顔を上げるとふと微笑んで郁からそれを受け取る。


「ありがとう」


郁はいつかのカミツレのお茶を飲みに行ったときのような自然な優しい微笑みにいえ、とかなんとか口の中でもごもごとつぶやいて俯くしかない。顔が熱い。

しゅるしゅると包装を解く音がする。


「トリュフ……コーヒーか?」

「はい、あの……あんまり甘くないのがいいのかなと思って……」


普通にお酒の入ったトリュフもあったのだが、コーヒーのトリュフというのを珍しく見かけて、ついいつもブラックを飲んでいる堂上を思い出してしまったのだ。

ちらっと堂上のほうを見ると一粒口に放り込みもぐもぐと咀嚼していた。


「……うまいな」

「よかった……」


堂上のつぶやきに自然と笑みがこぼれる。

するとさっきより一層優しく微笑んだ堂上と目があってしまいカッと血が上った。

パッと俯くと同時にチョコを食べていた方と逆の手が伸びてきてぐしゃぐしゃと郁の髪をかき混ぜる。


「……ありがとな」


優しく笑みを含んだ調子で改めて言われて、郁はふるふると俯いたまま頭を振った。


「……いつものお礼ですから」


そう言うと堂上はちょっと笑って確かにな、といって郁の頭に載せていた手で軽く小突くと意地悪く笑う。


「俺が世話しなくてもいいくらいに早くなってくれ」

「わかってます!」





……「お礼」なんて言い訳もできなくなればためらわずにこの想いを伝えられるのだろうか



そんな想いを秘めながら

バレンタインの夜は更けてゆく








fin.




なんかの拍子で堂上さんは郁ちゃんの鞄に2つチョコらしき箱をみつけてもんもんとしてたら片方が稲嶺さんたちにいって、どうもまだ1つ残っているらしいことからもう渡す相手は自分しかいないんじゃなかろうかとカミツレデートんときみたく余裕な感じで言うんだけど、ぶっちゃけ内心はどきどきばくばくですってゆう感じであって欲しい←
もらったときのほほえみには間違っていなかった事に対する安堵ももちろん含まれておりますw←



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誠

Author:誠
趣味 読書
好きな作家 有川浩先生、畠中恵先生などなど
ちなみに図書館戦争(特に堂郁)をこよなく愛してます。

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