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はんこ  SS。

2012.09.22 15:20|図書館戦争。
お待たせしましたSSです。
拍手御礼はごめんなさい後でします。ありがとうございます。

久々に書くとなんとも鈍ってる感じがしますねorz
リハビリです
ここんとこリハビリしかしてない気もするけど←
さてまあいっちゃいますか(ぇ


突然ですが

堂上って名前すっごいかっこよくないですか!?
刷り込みもあるかもですけど、なんかめっちゃかっこいいと思うんですよ!
そんな名前を思いつける有川さんがかっこいい///←
堂上教官を堂上って名前にしてくださってありがとうございますっ!(ぇ
……という気持ちを込めて(笑)

調べてみたら
堂上って大阪、石川に多いんですねー
さすが有川さん
推定1000人ほどだそうです
ちなみに私の名字は上位のほうにいるので珍しくともなんともないですねw

堂上 どううえ・どうがみ・どうのうえ >どのうえ・どうじょう 1000  大阪 石川
小牧 こまき 9600  鹿児島 京都
緒形 おがた 1400  千葉(20) 新潟 東京
玄田 げんだ >げんた 310 石川(30) 大阪 広島 兵庫
笠原 かさはら 67000 新潟 埼玉
折口 おりぐち (おりくち) 2100  広島 鹿児島 大阪
手塚 てづか (てずか・てつか) 48000 栃木(20) 東京
柴崎 しばさき・しばざき 32000 埼玉(20) 東京
稲嶺(稻嶺) いなみね 2500  沖縄(80)
中澤 なかざわ (なかさわ)  27000 東京 群馬

などなど。
面白いですねぇ

「苗字の百貨店」より



という長い前置きののち。SSは短いです(´・ω・`)

堂郁の……支障はないだろうけど期間はまあちょっとぼかしめで
苗字ねぇ…というお話です。そして仕事しろ

よろしければ追記よりどぞ!!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




静かな午後の事務室にカンッという何か小さなものを落とした音が響いた。
ギシッとそのものを拾う音がしたと思ったら、くそっという悪態が続く。


「どうしたんですか?」


郁はその悪態をついた人物———堂上を振り返って訊いた。


「落とした拍子にはんこが欠けた」


眉間にしわを寄せた堂上がはんこを検分している。


「しばらくサインでいくしかないか……」

「ちゃんとしたのが出来るまでその辺で買ってきて使ったらダメなんですか?」


サインなんて面倒なことしなくてもいいんじゃないだろうかと郁が提案すると、脇で聞いていたらしい小牧が苦笑して説明してくれた。


「『堂上』なんてはんこなかなか売っていないんだよ」


確かに郁の知り合いで堂上以外に堂上という名字に出会ったことがない。


「ネットでも別注じゃないとないし、届くのにも時間がかかる」


だからより眉間のしわが深いのだろう。


「玄田隊長とか緒形副隊長も無いみたいだよ。俺の名前も少ないんだけどね」

「そういうものですか」


郁と同様に驚いているのは比較的一般的な名字を持つ手塚だ。


「じゃあ堂上教官のお嫁さんになったら大変ですねぇ……」


ぽろっと何とはなしにつぶやいた一言に小牧が吹き出した。


「あははっ……大丈夫だよ。笠原さんの分は堂上がちゃんと買っといてくれるから」


安心してお嫁に行きな、とくつくつと笑いながら小牧に言われて郁はやっと自分の立場を思い出した。


顔が熱い。



あたしも、『堂上』の判子を使うようになる……———あたしも『堂上』になるんだ



端からみたら今更なにをと思われるだろうがその事実は大いに郁を動揺させた。


「こ、コーヒー淹れてきますっ!」


バレバレなのは良くわかっているが郁はとにかく落ち着こうと席を立ち、給湯室に逃げ込んだ。




+++




「小牧、からかうな!仕事にならなくなるだろうが、笠原が」


堂上が小牧に苦言を呈するがもう遅い。


「ごめん、ごめん。ほんと笠原さんってかわいいねぇ」

「うるさい、知ってる。さっさと仕事しろ」


眉間に皺を寄せつつもしれっと答えると小牧がつまんないねぇと机に向き直る。

堂上はひとつ大きな溜め息をつくと郁を迎えに給湯室へ向かった。



がちゃりと給湯室のドアを開けた音に郁の肩が跳ねる。

コーヒーメーカーに向いた郁の髪から覗く耳はまだ赤い。


「お前もいい加減慣れろ」


溜め息をつきつつ郁の後ろの壁に寄りかかる。


「わかってますけど……」


郁はしょんぼりと肩を落とした。垂れた耳と尻尾まで見えそうだ。


「なんかこうまだ実感わかなくて、夢みたいで……でも夢じゃないってああやって小さいことに気がつくと……」


「俺もだ」


堂上が遮ると郁は驚いて振り返った。


「夢みたいで実感がわかない」


郁の頬にそっと手を伸ばす。


「ほん、とに?」


まんまるになった郁の目がこぼれ落ちそうだ。
親指でなぞればくすぐったそうに郁が微笑む。


「ああ、本当だ。———俺も抑えてるんだぞ?」


小牧には抑え切れてないって言われるけどな、と苦笑すれば郁は嬉しそうに笑った。


「じゃあ、あたしももっと頑張ります」


そうしてくれとぽんと頭に手を載せる。


「まあ判子に関しては、ついでに迂闊なお前用に予備も買っておいてやるさ」


にやりと笑うと郁はぷくっと膨れて器用に上目遣いで睨んできた。
そんな顔してもかわいいだけなんだがな。


「もうそこまで迂闊じゃありませんっ……たぶん」


そこではっきり言い切れないところが素直というか……。
しかし口ではからかってはいるがしっかりと成長していることは確かで。


「そのたぶんって最後につくところが不安なんだ。まあ自覚したあたり成長したか?」


憎まれ口をたたいて給湯室を出ようとした堂上の背に郁が子供のようにべーと舌を出す。


「堂上教官の意地悪」


全くいくつだ、と苦笑しつつもそんな反応がかわいくてからかうのをやめられないのだということもわかっている。


「よしわかった。今度の公休覚えとけよ」


え!?とかなんでとか言っている郁をおいて、不穏な一言を残して堂上は給湯室を出た。








fin.






「なあ堂上、お前も笠原さん仕事できなくさしてんじゃないよ……?」





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誠

Author:誠
趣味 読書
好きな作家 有川浩先生、畠中恵先生などなど
ちなみに図書館戦争(特に堂郁)をこよなく愛してます。

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