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気になるお年頃。 SS。

2012.05.27 21:04|図書館戦争。
さてさて予告通りやってまいりましたよ(笑)

初夏ですねー。
下のつぶやきであったようにうどんこ病になってしまったカミツレさんがいたもので、薬剤を買いに行きました。
半袖だったのですがちょっと汗が出るレベルでしたね(-_-;)
このくらいで気温止まってくれないかしら……
夏はあまり好きじゃないんですよ……


さてさて小ネタです。
三十代~と聞くと堂上が真っ先にでてくるあたり自分がどれだけ重症なのかわかりますね←
最後こんな予定ではなかったのですが……というのはよくあるのですが、まあ甘くなる予定でなかったのが若干?甘くなったようです。
キャラ崩壊はしてない……はず←
そして勢いだけで書いたため果てしなく尻つぼみな感じになってしまいました……orz

そんなこんなではありますが(意味わからん)堂郁夫婦で気になる年頃な感じです。
よろしければ追記よりどうぞー!




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




———悪気はなかったのだ。



郁がちょっとした調べ物をしようとパソコンを開いたときだった。


「ちょっとパソコン使うねー」

「ああ……―――っておい、ちょっと待て!」


篤は無防備な返事をしてしまった後に焦って止めたが、遅かった。


デスクトップに開いてあったのはインターネットのあるページ。



『三十代からの抜け毛対策』



ウィンドウの中にはっきりと表示されている文字を見て郁の目が見開かれた、とほぼ同時に篤がパソコンを閉じる。
さすが特殊部隊堂上班班長、素速い動きだったが郁の動体視力も素晴らしかった。


パソコンを閉じて顔を背けている篤をそろそろと見上げる。

珍しく染まった耳と頬を見た途端———


「……っぷ」


ぴくっと篤の肩が跳ねた。


「あはははははっ!!!!」

「うるさいっ!笑うな!」


篤が真っ赤になって怒鳴るが小牧張りの上戸はなかなか収まってくれない。


いや、抜け毛って!
確かに、いつかストレスで禿げるなどとにわかに囁かれてはいるけど……


一通り気の済むまで笑った後、郁の笑いを収めることを諦めてふて腐れていた堂上に向きなおった。


「っ……だ、大丈夫だよ、篤さん。お義父さん、禿げる予兆はないよ?」

「…………知ってる」


篤は完全にふてている声で答えた。

最近テレビで若い人にも抜け毛、薄毛が増えてきていると聞いて心配になったのだろうか。


「三十から少しでも抜け毛が増えてると感じたら、ってことじゃなかったけ?」


郁は篤の抜け毛が増えていると思ったことはない。
実際普通だろう。


「……わかってるよ」


結婚してから少しずついろいろな面も見せてくれるようになったがそれでもあまり見せてくれない姿にさっきとは違う笑みが浮かぶ。


「いつまで笑ってるんだ」


きっ、と睨まれるが照れ隠しとわかっているので全く怖くない。


「篤さん、なんかちょっとかわいいかも」


いつか似たような台詞を言った。


「あたしは気にしないよ?」

「俺は気にするんだよ」


即答だ。


「もしも薄くなったら一緒に病院行ってあげるから」


郁が言うと篤は小さく「別にいい」とつぶやいた。
ちょっとどころでなくかわいく思えて余計頬が緩んでしまう。


「じゃああたしは堂上教官のストレスを少しでも減らせるように頑張りますね」


ふざけて小首を傾げて敬礼してみればぐしゃぐしゃと髪をかき混ぜられた。


「なら家で俺のストレスを癒してくれ」


と、篤は椅子に座っていた郁の脇に手を回しぐいっと持ち上げてソファにさらう。

篤はさっきまでの仕返しというように、若干ふて腐れた感じを残しつつもいつもの余裕を取り戻し始めた。


ソファに腰掛けた篤の脚の上に横座りさせられ、がっちりと捕獲される。


「ちょ、篤さん!?」

「うるさい」


この体制だと胸のあたりに篤の顔がくるのでなんとも落ち着かない。


「仕事じゃお前がどう頑張たって大して変わらないだろう」


昔に比べて確かに迷惑は掛けなくなっているが、それ以外の部分―――主に玄田などから―――のストレスは郁もどうしようもない。


「だから俺としては家で郁に癒されたいな」


いつもの年上のちょっと意地悪な旦那さまに戻ってしまった篤がにやりと笑う。


「じゃ、じゃああたしが乗ってたら疲れるだろうから下ろして!」


この体制が恥ずかしいというだけでなく、今までの経験からもこの状況は危ないと脳が警告を発している。


「そんな柔じゃない。それにこっちのほうが俺は癒される」

「何言って……ひゃっ!」


抵抗できないようにうまく両腕を押さえたまま篤が郁の鎖骨に口づけをおとす。


「やっぱり郁のほうがかわいい」


さっきちょっとかわいいなどと言ったからだろう。


「笑ったりしてごめん、謝るから下ろして!」


危機的状況を打開しようとするがそううまくはいかない。
このままだといろいろと郁が恥ずかしいことになるのは目に見えているのだが……


「別に謝らなくたっていいぞ?それより、今日はまだ時間もたっぷりあるんだ。ゆっくり癒してくれるだろう?奥さん」


篤の瞳の中に珍しく甘えの色を見つけた郁は結局、抵抗する術を失ってしまったのだった。








fin.



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誠

Author:誠
趣味 読書
好きな作家 有川浩先生、畠中恵先生などなど
ちなみに図書館戦争(特に堂郁)をこよなく愛してます。

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